うたた音日記

ピアノを弾いて美食家を目指す!ピアノ弾き武田朋子のブログ

脳脊髄液減少症という病気

四月になってしまいました。2月に肺炎で一週間ほどダウンし、ほど良いダイエット効果を実感して復活したつもりでいたのですが、2月末日から不具合が始まり、3月は一ヶ月ほぼ寝たきり生活を送ってしまいました。お仕事でご迷惑をお掛けしてしまった皆様、本当にごめんなさい。

今回私は突如始まった起立性頭痛が治まらず、頭を上にしていると頭痛がひどすぎて吐いてしまい、本当にもう自分ではどうすることもできない頭痛に襲われました。最初は何が起きているのかわからず、めまいなのか頭痛なのか自分で判断もつかず、具合が悪すぎて過呼吸になり2日連日救急搬送され、でも過呼吸の対処のみされたり、肩コリだと言われ葛根湯を処方されたり、でも帰りのタクシーでも頭を上げて居られず、吐き続け、救急車にお世話になったのにこんな状態なのに帰宅させられるって…と絶望的な気分になりました。

副鼻腔炎の検査をしても異常無く、髄液刺取し髄膜炎の検査をしても異常無く、しかしその髄液刺取から寝ることもできないほどの頭痛に襲われ、4日ほど横になったまま唸り続けました。本気で死にたいと、初めて思いました。

何らかの原因で髄液の製造量自体が減少してしまい、脳内の圧が足りないことで硬膜が腫れ上がってしまったことが私の今回の頭痛の原因とのことでした。対処方は、1日2〜3リットルの水を経口摂取し、きちんと栄養も摂って、23時間以上横になって過ごすことしかないそうで、今日までのほぼ一ヶ月、寝たきり生活を送ってきました。最近は少しずつ、1日に3時間くらいは外出して弾いたりもできるようになってきましたが、翌日にはひどい頭痛で1日横になるという生活。それでも徐々に復帰できてきています。

近所に住む友人が接骨院の先生をご紹介くださり、その先生から脳脊髄液減少症という病気の可能性を教えて頂き、また病院巡りが始まり、再びその友人からの紹介で八王子駅前のタワーにある北原ライフサポートクリニックという脳外科病院の院長先生にお世話になることができました。頭痛の原因はその日に判明させる、ホームページに書いてある通り、ホテルのようなクリニックで、とても接しやすいスタッフの皆様、そしてそしてとても気さくで話しやすく親身になって考えて下さる院長先生…私はこのクリニックにお世話になれて本当に救われました。頭痛のメカニズムが判明したことで不安な気持ちがかなり楽になりました。

まだまだ頭痛が治まらず安静が必要な状態ではありますが、寝ながらスマホを操作するのも苦痛じゃなくなってきましたので、暇つぶしに(笑)沢山ブログを書こうかと思います。

演奏の復帰は、4/25 ホテルオークラにて、ソプラノ嘉目真木子さんとのステージです。必ずここで復帰します!

ひとまず、ご報告まで。
エイプリルフールではないですよ。